大寒波によって停電や断水などの被害が拡大する中、17日に地元テキサス州を脱出し、家族でメキシコのリゾート地カンクンに出かけたとして非難の嵐にさらされたテッド・クルーズ上院議員(共和 ・テキサス)。18日に帰国後、週末まで滞在する予定だったと告白し、判断は「明らかに間違いだった」と非を認めた。
大きな荷物を抱えて空港に入る目撃されていたものの、当初の説明では、娘を送り届けた後、とんぼ返りする計画だったとの印象を与えていた。
テキサス州では一時、300万世帯が停電し、少なくとも30人の死者が出たと報じられている。18日には復旧し始めたが、依然として30万世帯以上が停電したままとなっている。
ツイッターに、非常事態にずれた判断をしたクルーズ議員を揶揄するミームが溢れた。
襲撃の最中に議事堂を後にするクルーズ議員
ノルマンディ上陸中に去るクルーズ議員
パールハーバーでも
ありえない場所にいるクルーズ氏。18日に火星に無事に着陸した探査車「パーシビアランス」が発見。
「シンプソンズ」がまたもやスキャンダルを予測?。「大阪インフルエンザ」が流行する中、バハマ旅行をキャンセルしたと嘘をついて、現地から記者会見するスプリングフィールドのクインビー市長のエピソードを持ち出すユーザーも。
クリス・クリスティ元ニュージー州知事に重ね合せるミームも。2017年、州議会と知事が予算で合意にいたらず、一時的に州政府機関が閉鎖に追い込まれた際、クリスティ氏は、閉鎖中の州営ビーチを一家で利用。批判を浴びた。
「独占 偽善者 特別号!家族のためにより良い人生を求めて、メキシコの国境を越えたクルーズ」
「行方不明!最後に見かけた場所:カンクン。自然災害の最中に州を抜け出した」