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バブルティーが消える?米でタピオカ不足が深刻化

アメリカではしばらくの間、バブルティーが希少品になるかもしれない。

日本でも人気沸騰中のもちもちしたタピオカパールが底に詰まったタピオカドリンク。アメリカでも「バブルティー」または「ボバティー」などと呼ばれ高い人気を得ている。

しかし、タピオカの輸入元である台湾や、原材料となるタピオカスターチの原産地、タイからの貨物の輸送が滞っており、タピオカが不足が深刻化しつつあるという。影響はタピオカを輸入に頼る業者だけでなく、米国内に本拠地を置くタピオカ製造業者にも及ぶ。

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カリフォルニア州北部のタピオカ供給大手、ヘイワーズ・リーウェイ・インターナショナル(Hayward’s Leadway International Inc.)はサンフランシスコ・クロニクル紙に、タピオカ不足は早くて来週にも顕著になるだろうと話した。

同社のセールスマネージャー、トミー・ハン氏(Tommy Huang)は、タピオカは「来週かそこらで、誰も手に入れられなくなり、贅沢品になるだろう」と予測。供給が需要に追いつくまでに2カ月ほどかかる可能性があり「タピオカは不足していないと言えるようになるまで、かなり時間がかかる」と語った。

ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークに店舗を展開するバブルティーの専門店「ボバ・ガイズ」の創業者らは8日、卸企業「ファナレ・ドリンクス」のデビッド・ファン(David Fan)最高経営責任者とともに、インスタグラムで、タピオカ業界の現状について「世界的なパンデミックがきっかけに、サプライチェーンの大規模な渋滞と不足が起きている」と報告。「すべてを輸入に頼るアメリカは問題を抱えている。特にアジアはそうだ。港やコンテナの問題は、洋服や電化製品とともにわれわれに影響を与えている」と述べた。

タピオカの99%は主に台湾をはじめとするアジアからの輸入で、一部の米国企業はすでに底をついており、ほとんどが来週にもなくなると語った。

両社は協力して、数年前にカリフォルニア州ヘイワードにボバ工場を立ち上げている。工場ではタピオカを自社製造しているが、キャッサバから採れるタピオカスターチだけはタイからの輸入に頼っており、ボバガイズをはじめ、同社のタピオカを使用するカフェも影響を受けると語った。

全米最大のバブルティーチェーン「カンフー・ティー(Kung Fu Tea)」のマーケティング・広報担当、マイ・シ氏(Mai Shi)は、USAトゥデイの取材に対して、タピオカ不足はこの夏、ますます問題になるだろうと話した。シ氏は「同社は米東海岸、西海岸それぞれに倉庫があり、他社に比べて影響が比較的少ない」と述べつつ、「新鮮でオーダーメイドのドリンク」を好む人々が増えるに従い、バブルティー全体の需要は確実に高まっていると語った。

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