1月31日、スーパームーン、ブルームーン、ブラッドムーン(月食)と3つの現象が同時に起こるレアな満月が観測された。
Space.comによると、米国でスーパーブルーブラッドムーンが観測されるのは、1866年以来の約150年ぶりという。
Why is it called a #SuperBlueBloodMoon?
?Supermoon – When the Moon is at or near its closest point to Earth
?Blue Moon – The second full moon in a month
?Blood Moon – The red tint Earth’s shadow casts on the Moon during a lunar eclipseWatch it live: https://t.co/OduDuvJhUP pic.twitter.com/lezmdEVHHv
— NASA (@NASA) 2018年1月31日
スーパームーン(Supermoon)は、地球、月、太陽が一直線になり、楕円軌道で回っている月が、地球と最接近した時に見える満月または新月の通称。アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、通常の満月に比べて、14%大きく、30%ほど明るく見えるという。
今月は1月1日にもスーパームーンが観測されているため、ひと月に2回満月が見えるブルームーン(Blue moon)となった。また、月食は赤黒い色(赤銅色)に見えるため、英語ではブラッドムーン(Blood moon、血の月)と呼ばれている。
米国の東海岸エリアでは、明け方に月食がスタートしたため、部分食が観測された。ニューヨークで撮影されたスーパーブルーブラッドムーン写真を一挙ご紹介!
ニューヨークのスーパーブルーブラッドムーン
自由の女神
次回は2037年
NASAによると、次回スーパーブルーブラッドムーンが観測できるのは、2037年とのこと。なお、次回のスーパームーンは2月、ブルームーンは3月、月食は7月となる。