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米政府機関が一時閉鎖。自由の女神も閉園へ。

米国時間の20日(土)午前0時、暫定予算の期限が切れたため、一部の政府機関が閉鎖する事態となっている。
両党は、予算案と共に、民主党の提案する80万人のドリーマー(DACA)の救済制度の継続に関する協議が深夜まで続けられていた。
予算を通すためには、上院の60票が必要となるが、賛成派は50票にとどまった。閉鎖はオバマ政権の2013年以来で、同一政党が連邦議会両院とホワイトハウスで大多数を占める中での閉鎖は初めてとなる。

自由の女神も閉鎖

政府の閉鎖に伴い、ナショナルパーク(National Park Service)は一部が閉園。政府の所有物で、ナショナルパークサービスが管理運営を行う自由の女神とエリス島は即時閉鎖され、観光客にも影響を与えている。

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ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)州知事は、再開のための資金を調達するとしていたが、土曜日は閉鎖されたままだという。
購入済みチケットの払い戻しに関しては、クルーズを運営するStatue Cruises社への連絡が必要となる。

ニューヨーク旅行のハイライトとして、自由の女神の見学を計画している観光客も多い。突然の閉鎖は、多くの人をがっかりさせているという。週末に訪れた人は、自由の女神を近くから見ることのできるハーバーツアーや、スタッテンアイランドフェリーへの乗車へと変更を余儀なくされた。

21日(日)クオモ州知事は、政府機関が閉鎖中の間、運営にかかる人件費等、1日につき6万5千ドル(約715万円)をニューヨーク州が連邦政府に支払い、自由の女神とエリス島を再開することを発表した。

一時閉鎖中の自由の女神 NY州の予算で再開へ

ABCニュースによると、郵便局(USPS)、国務省(パスポートやビザのサービス、大使館や領事館、外交官など)や国防総省(軍事要員)、司法省、空港業務等の業務は引き続き行われる。
国土安全保障は90%、国歳入庁(IRS)は約半数の職員が業務を行うというが、CIAなどのインテリジェンス・コミュニティや、保健福祉省、アメリカ国立衛生研究所、環境保護庁などの職員には影響が出る可能性がある。

両党はお互いを非難

トランプ大統領は政府機関の閉鎖を受け、週末にフロリダ州マールアラーゴで開催を予定していた、就任1周年記念パーティへの参加を取りやめた。
パーティは資金集めが目的で、参加にはカップルで10万ドル(約1,100万円)、大統領と同じテーブルに着くには25万ドル(2,750万円)の寄付が必要と言われている。(CNNによると、パーティ自体は開催され、大統領は参加者に向けて、ビデオメッセージを送ったという。)

大統領は、20日の夜明け前からツイートを連投。就任1周年を政府機関の閉鎖というプレゼントで祝ってくれたと、#DemocratShutdown(民主党がシャットダウンした)のハッシュタグをつけて、民主党を非難した。

民主党の上院チャック・シューマー(Chuck Schumer)院内総務も、トランプ氏は、政府機関の閉鎖は米国大統領として汚点だと過去に発言しながらも、あなたがやったのはその逆だと、#TrumpShutdown(トランプがシャットダウンした)をつけたツイッターで非難。

共和党の上院ミッチ・マコネル(Mitch McConnell)院内総務は、不法移民のためになぜ政府を閉鎖しなければならないのかと非難し、譲歩はしないとしている。

民主党の下院ナンシー・ペローシ(Nancy Pelosi)院内総務は、閉鎖を避けることができなかった共和党に対し、トランプ大統領のリーダーシップの欠如と応酬するなど、責任のなすりつけ合いとなっている。

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