サウスウエスト航空 職員が少女の名前をからかい謝罪

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サウスウエスト航空の職員が5歳の娘の名前をからかったとして、母親が苦情を申し立て、同社が謝罪する出来事があった。しかしソーシャルメディア上では親への同情よりも、なぜその名前を付けたのか疑問が寄せられている。

少女の名前はAbcde Redfordでアブシティーと発音する。テキサス出身の母親レッドフォードさんは、数週間前にカリフォルニア州オレンジ郡ジョン・ウェイン空港の搭乗口で待機していたところ、職員が娘の名前を揶揄したと米abcニュースに語った

娘にてんかんの持病があったため、優先搭乗口にいたレッドフォードさんは、スタッフが娘の名前をからかっているのを小耳に挟んだという。
「搭乗口職員が、私と娘を指差して笑ってからかい始めたので、私は他の職員に向かって、私も娘も聞いていたわよ。ただやめてもらえると有難いわと伝えました。」と語っている。

その後、サウスウエスト航空の従業員が、アブシティーさんの名前が入った搭乗券の写真をソーシャルメディア上に投稿していたことが分かった。
サウスウエスト航空は、家族に対して謝罪したとabcニュースに声明を寄せた。写真の投稿に対しても、同社従業員に期待される配慮や、尊重、礼儀正しさとはかけ離れているとしている。

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しかし、ソーシャルメディアでは、母親への同情よりも、命名に対する疑問の声が寄せられている。
「出生証明書を記入した際、注目を引きつけるという目的がまさに果たされたようだ」
「Abcdeって名付けておいて、誰かがバカにしたって怒るの?」
「かわいそうなのは子供の方だ」
「サウスウエスト航空職員こそ賞賛されるべきだ」
注目を集めるために風変わりな名前をつけたのではないかと、母親に対する批判的な声が上がっている。