米スミソニアン動物園でパンダの赤ちゃん誕生。国内最高齢出産

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ワシントンD.C.のスミソニアン国立動物園(Smithsonian’s National Zoo)で21日、パンダの赤ちゃんが誕生した。

同動物園は、午後6時35分に出産したと発表。ママとなったメイシャン(Mei Xiang)は、赤ちゃんに授乳したり、だっこしたりするなど「熱心に育児を行っている」とツイッターに投稿。健康な赤ちゃんの兆候である「大きな鳴き声」も聞こえるという。性別は後ほど判明する。

メイシャンは7月22日に22歳の誕生日を迎えた。同園によると、米国のジャイアントパンダの出産例として過去最高齢だという(世界の最高齢は23歳)。
USAトウディによると、メイシャンはこれまでに6匹を出産したが、生存しているのは3匹のみ(TaiShan、Bao Bao、Bei Bei)だという。
赤ちゃんパンダは順調に育った場合、中国との合意により、4歳で中国に返還される。父親のティエン・ティエン(Tian Tian)は、野生のパンダと同様、子育てに参加はしない。

▼子育てするメイシャンの動画。パンダ親子の様子は「パンダカム」からいつでも見ることができる。