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英シンガーNYで「無差別暴行」の被害に。鼓膜破れ、コンサート中止に

英国の若手歌手トム・グレナン(Tom Grennan)さん(26)が、ニューヨークの路上で、暴行を受けた挙句、強盗被害にあっていたことが分かった。

Fox5ニュースによると、暴行事件は21日午前3時30分、マンハッタンのブリーカー・ストリートのバーの外で起きた。この日は、ロウアーマンハッタンの「バワリー・ボールルーム」(The Bowery Ballroom)でライブを行っていた。

グレナンさんのマネージャーは22日、「ニューヨークでのショー後、無差別暴行を受け、強盗された」とSNSでファンに報告。暴行により、鼓膜が破れ、病院に搬送されたと明かした。ケガの具合について、過去に負傷した顎の一部についても手当てを受けたとしている。

翌日に予定していたワシントンD.C.のコンサートは中止となったが、本人はコンサートツアーを続行する意思があり、医師の判断を待っている状態だと述べた。

ガーディアン紙によると、グレナンさんは17歳の時、見知らぬ集団から暴行を受け負傷。現在も顎に、金属板とネジが入っているという。

グレナンさん本人もツイッターの投稿を更新。ファンから「多大な支援」を受けたと感謝を述べた。左顎や耳の部分をすりながら「居合わせた場所が悪かった。この24時間はクレイジーだった」と心境を述べつつ、「みんなを失望させないことが、自分の優先事項だ」と、米国でのツアーを継続する意向を示した。

2021年にリリースされたセカンドアルバム「Evering Road」は、英国のヒットチャートで1位を獲得。2022ブリット・アワードでは、シングル「Little Bit of Love」などの楽曲がノミネートされている。

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