上半身裸の男性、タイムズスクエアで15歳の少年を刺傷

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28日夜、タイムズスクエアで上半身裸の男が、ナイフで15歳の少年を切りつける事件が起きた。ニューヨークポスト紙が報じた。

少年と家族は午後6時40分ごろ、タイムズスクエア42ストリート駅の前(42ストリートと7アベニュー付近)にいたところ、自転車に乗った男と出くわしたという。先端にポケットナイフを取り付けた棒を持った男は、ナイフで少年の頭を切りつけ、けがを負わせた。

事件を目撃したホットドッグベンダーの男性によると、少年は額から大量に血を流していたという。少年は近くの病院に搬送され、額を2センチほど縫う傷を負った。現在、容体は安定しているという。

男はいったん自転車で逃げ去ったが、20分後に現場に戻ってきた。男は警察官にティーザー銃で撃たれ、拘束された。

NBCニューヨークによると、男の名はRoland Pachecoで、暴行や武器の所持などの罪で起訴される予定だという。

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目撃者は、男が警察官の話を聞こうとせず、精神問題を抱えているようだったと様子を語った。

警察によると、男は自転車に乗りながら、停車中の車のタイヤにナイフで穴を開けていたという。