「シェイクスピア・イン・ザ・パーク」今夏復活へ。NY市

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パブリック・シアターは16日、セントラルパークの無料イベント「シェイクスピア・イン・ザ・パーク」を復活すると発表した。昨年は、新型コロナウイルスの影響で中止となった。

7月5日から8月29日までの間、シェイクスピアの喜劇「ウィンザーの陽気な女房たち」(The Merry Wives of Windsor)を、物語の設定をサウスハーレムの移民コミュティに変えて上演する。

デブラシオ市長は会見で、公演の再開について「ニューヨーク市の素晴らしい前兆だ」と語った。

ニューヨーク州では4月2日より、芸術やエンターテインメント会場での集会が許可される。新型コロナウイルス検査を義務付けているイベントに関しては、屋外の会場で500人まで収容することができる。

シェイクスピア劇の会場となるデラコルテシアターは、最大2,000人の観客が収容できるが、責任者のSaheem Ali氏はニューヨークポスト紙に対し観客数は「415人程度になるだろう」と語っている。

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オフブロードウェイのジェリー・オーバック劇場(Jerry Orbach Theater)も同日、4月9日より公演を再開する計画を明らかにした。
劇場の閉鎖が命じられた昨年3月まで上演されていた「The Office! A Musical Parody」の公演を行う。