ロックフェラーセンターにジェフ・クーンズの巨大なバルーンアートSeated Ballerinaが登場

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高さ45フィート(13.7メートル)のバレリーナの巨大なバルーンアートが、ロックフェラーセンターに設置された。作者は、ペンシルバニア州出身で、ニューヨークを中心に活躍するアーティスト、ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)

今回の作品「Seated Ballerina(座るバレリーナ)」は、Antiquityシリーズと呼ばれる一連の作品の一つ。ミラー加工したステンレス像を、巨大なバルーンにして製作した。

SEATED BALLERINA BY JEFF KOONS
©mashupNY
SEATED BALLERINA BY JEFF KOONS
©mashupNY

この作品は、5月の「International Missing Children’s Month(世界失踪児童月間)」を記念して設置されている。誘拐などで失踪した子供たちの問題に目を向けることを目的としている。クーンズ氏は、「バレリーナ像が、将来に対する希望や安心を伝えるものとして、この作品を選んだという。若い人たちには、未来の可能性を感じ取って欲しい」と話している。

ロサンゼルス、ビバリーヒルズのGagosian Galleryで展示中のSeated Ballerina

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クーンズ氏は、マイケル・ジャクソンとバブルス君の彫像「Michael Jackson and Bubbles (1988) 」や、メトロポリタン美術館のルーフトップ・インスタレーションでも展示された「バルーン・ドッグ(Balloon Dog)」など、アイコニックな作品を製作している。
最近では、モナリザなどの絵画をモチーフとしたルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)とのコラボレーションが、大きな話題となった。

クーンズ氏の彫像が、ロックフェラープラザに展示されるのは、昨年の、草花を用いた作品「SPLIT-ROCKER」に続き2度目となる。

また、クーンズ氏のバルーンアートがパブリックスペースで展示されるのは、macy’sのサンクスギビングデー・パレードのRabbit以来二度目だという。

作品は、7月5日まで展示される予定。

SEATED BALLERINA BY JEFF KOONS

期間:May 12 – June 2, 2017
場所:30 Rockefeller Plaza
公式サイト:www.rockefellercenter.com

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*6/30 UPDATED
展示期間は当初より延長され、7月5日までとなった。