ロシアのサンクトペテルブルクにあるアドミラルティ造船所で23日、新たな潜水艦の進水式が行われた。

ロシア国営メディアRTによると、艦名は「ヴェリーキエ・ルーキ(Velikiye Luki)」で、通常動力潜水艦であるラーダ級潜水艦(677型潜水艦)の3番艦にあたる。最大45日間の自律展開が可能で、最大潜航深度300メートル、水中速度は最大21ノット (時速約39キロ)に達する。533mm魚雷発射管8門を備え、カリブル巡航ミサイルの発射も可能だという。

造船所の公式声明によると、「ヴェリーキエ・ルーキ」の起工は2015年3月で、これと並行して、2019年に国防省との間で契約が締結され、今年6月に起工した4番艦「ボログダ(Vologda) 」と5番艦「ヤロスラヴリ(Yaroslavl)」の建造が進められている。

翌日に所長が死亡

この翌日の24日、ロシアの造船最大手で、アドミラルティ造船所の親会社の統一造船は、進水式に参加していたアレクサンダー・ブザコフ所長(66歳)が死亡したと発表した。

タス通信によると、同社は声明で「ブザコフ氏は、最も複雑な注文に責任を負い、尊厳を持ってこなし、業界と国家の指導者に高い評判を得ていた」とし、「取り返しのつかない損失」と死を悼んだ。死因については明らかにされていない。

ブザコフ氏は、式の中で「今日のわれわれの目標は、677シリーズ潜水艦を予定通り就役させるため、海軍が設定したタスクを遂行することだ」と述べていた。