オードリー・ヘップバーンの伝記映画に、ルーニー・マーラ(36)が抜擢された報道を受け、賛否の声が上がっている。
Deadlineによると、アップルが製作する同作品は、「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノが監督を、HBOシリーズ「ビニール」を手がけたマイケル・ミトニックが脚本を担当するという。
ルーニー・マーラの起用に意義を唱えているのは、Netflixのドラマ「エミリー、パリへ行く」に出演中のリリー・コリンズのファン。
ネットには「リリー・コリンズ、あなたが演じるべき!!」と主張するユーザーや、オードリー風のショットをコラージュし、いかに相応しいかをアピールするツイートが投稿されている。
Lily Collins did everything except produce a biopic starring her as Audrey Hepburn. I know she mad Rooney Mara beat her to the punch. pic.twitter.com/x7YdPOpwCl
— ??????? (she/her) (@atomicwick) January 7, 2022
なお「エミリー、パリへ行く」は、パリで働く事になった20代のアメリカ人女性の恋と友情を描いたドラマ。登場人物がステレオタイプだとして、批判の声が上がっているものの、すでに続編製作の噂も囁かれている。リリー・コリンズは、「エミリー色」が強く、候補から外されてしまったのではないかと心配するファンも。
一方のルーニー・マーラは、「ドラゴン・タトゥーの女」や「キャロル」でオスカーの主演女優賞にノミネートされた実力派。リリー・コリンズより適役だという声も多い。
このほか、エマ・ワトソンを推す声や、ルーニー・マーラは悪い選択ではないが、誰が演じてもオードリーにはなれないという辛口意見も寄せられている。
Should’ve been Emma Watson!! pic.twitter.com/ETUpQtcbbr
— Secrets Of Dumbledore ? (@_Potter_Head_21) January 7, 2022
Instyleによると、ニコール・キッドマンが「愛すべき夫妻の秘密」(Being the Ricardos)のルシル・ボール役に抜擢された際にも、意見が別れたという。
当時、ルシル役は、「ふたりは友達? ウィル&グレイス」のデブラ・メッシングが演じるべきだという声が上がったが、起用に間違いはなかったようだ。ニコール・キッドマンは現在、12の賞にノミネートされている。