新型コロナ 救済チャリティー番組「Rise Up New York」に寄付金1億1500万ドル

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新型コロナウイルスで大きな被害を受けたニューヨーカーを支援するチャリティー番組「Rise Up New York! 」が12日、テレビとオンラインで放映された。
司会を務めたティナ・フェイは、番組最後に1億1500万ドル(123億円)の寄付金が集まったと発表。感極まった様子でありがとうを繰り返した。

集まった寄付は全額、ニューヨークで30年間以上、貧困者の支援活動を続けるロビンフッド財団(Robin Hood Foundation)を通じ、食料配布やシェルター、生活補助、メンタルヘルス、法的サービス、教育支援などに充てられる。

同財団がチャリティコンサートを開催するのは、2001年の米同時多発テロ事件、2013年のハリケーン・サンディ以来、今回で3度目。

1時間のテレソンでは、マライア・キャリーやビリー・ジョエル、ボン・ジョヴィ、スティング、アリシア・キーズがパフォーマンスを披露。リン・マニュエル・ミランダやベン・プラット、イディアナ・メンデスらのブロードウェイスターが「New York, New York」を、スタテンアイランドの学校P.S. 22のコーラス部がアンドラ・レイの「Rise Up」を合唱した。

また、ロバート・デニーロやベット・ミドラー、スパイク・リー、ジェニファー・ロペス、サラ・ジェシカ・パーカー、マシュー・ブロディック、ジェシカ・チャスティン、オークワフィナ、トレバー・ノア、ジミー・ファロン、ビースティ・ボーイズのAd-RockとMike Dのほか、クオモ州知事、デブラシオ市長が出演し、医療従事者やエッセンシャルワーカー、新型コロナで影響を受けた人々への支援を呼びかけた。番組はこちらから視聴できる。

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ビリー・ジョエルはエンディングで、エンパイアビルディングのライトショーと共に「Miami 2017」を披露した。
マライア・キャリーは、「Through The Rain」「Make It Happen」のパフォーマンスを行った。

ニューヨークタイムズの集計によると、12日現在のニューヨーク州の新型コロナの累計感染者数は34万3,705人、死者数は2万7,284人(推定死者数を含む)となっている。