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米人気ラッパー ヤング・ドルフさんが射殺

米人気ラッパー、ヤング・ドルフ(Young Dolph)さんが17日、ホームタウンのテネシー州メンフィスで射殺されたことが分かった。36歳だった。

メンフィス警察の発表によると、事件は午後12時半頃、地元で有名なクッキー店「Makeda’s Cookies」で起きた。ドルフさんは、その場で死亡が確認されたという。

「暫定的な情報」とした上で、犠牲者は、アドルフ・ロバート・ソートン・ジュニアさん(ドルフさんの本名)と発表している。現在全米で発生している「無分別な銃暴力の一例だ」と述べ、遺族に追悼の意を表した。

地元メディアFox13によると、ドルフさんが店内にいた際、何者かが車で乗り付け、銃を放ったという。

ドルフさんは、シカゴで生まれ、メンフィスで育った。「PlayWit Yo B —-」や「100Shots」「Major」「RNB」などのヒット曲で知られる。
2016年にスタジオアルバム「King of Memphis」をリリース。2020年には「Rich Slave」が、ビルボード200アルバムチャートの4位にランクインし、注目を浴びていた。

Fox13によると、ドルフさんは毎年、感謝祭の前に、地元でターキーを配ったり、学校に寄付するなどの奉仕活動を行っており、多くの住民から慕われていた。今週金曜日には、教会でターキーを配る予定だったという。

ドルフさんのいとこは地元紙に、がんを患っている叔母を見舞うため、今週月曜日にメンフィスに戻っていたと話している。

クッキー店は事件の1週間前、ドルフさんが地元に戻ってくると、いつも立ち寄って、宣伝してくれるとSNSに動画を投稿していた。

訃報を受け、事件現場には、多くの住民が追悼に集う様子が投稿されている。

18日、メンフィス警察は犯人の写真を公開。容疑者の男2人は、白のメルセデスベンツで乗り付け、銃で店内にいたドルフさんを撃ったという。

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