ホームニュースクライム・事故セントラルパークでジョギン...

セントラルパークでジョギング中の女性をレイプ。男を逮捕

ニューヨーク市警察は13日、セントラルパークで女性を強姦した容疑で、25歳のホームレスの男を逮捕・起訴した。

起訴されたのは、ポーリー・ベレズ(Paulie Velez)被告(25)。強姦および強盗、性的虐待の罪に問われている。

警察によると、ベレズ被告は、11日午前7時20分ごろ、セントラルパーク南端にあるスワンレイク付近をジョギングしていた27歳の女性を、背後から襲撃。首を絞めて、気絶させた上で、性的暴行をした。女性は腕や顔に切り傷を負い、病院で手当てを受けた。現在、容態は安定している。

ベレズ被告はこの女性の携帯を奪い、最寄りの駅から逃走。その後、タイムズスクエアにある店に携帯を売ろうとしたという。店員は、携帯は盗品だと判断し、受け取りを拒否した。

ニューヨークポスト紙によると、ペレズ被告は昨年2月、フロリダ州マイアミで、20代の女性に対する性的暴行罪で起訴されていたが、出廷を拒否していた。

先月中旬には、性犯罪者が装着する監視用の電子機器を鏡に映し、「ロックされた。彼らは私を解放しないつもりだ」「人生は面白い」などとキャプションを付けた写真を、SNSに投稿していた。
ペレズ被告は、足につけられた電子機器を切断した上で、フロリダ州からニューヨークを訪れていた。

今回の事件に関して、ペレズ被告の保釈は認められておらず、ライカーズ島の拘置所で身柄を拘束されている。

なお今年、セントラルパークの園内で起きた性的暴行事件は、6件報告されている。昨年より2件多い。市全体では1,216件で、昨年より2.5%増加している。

TOP STORIES