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ジョージア州下院予備選 Qアノン信者が決選投票へ

9日に行われたジョージア州第14選挙区の共和党下院予備選では、マージョリー・テイラー・グリーン(Marjorie Taylor Greene)氏が40%、ジョン・コーワン氏(John Cowan)が21%の票を獲得し、8月に決選投票で勝敗を決することになった。

決選投票の勝者は11月に、民主党候補のケビン・オースダル氏(Kevin Van Ausdal)と戦うことになる。

グリーン氏はこれまで、Qアノンを支持していることを公言している。共和党基盤の同地区で、初めてQアノン信者の連邦議会議員が誕生する可能性が高まった。

2017年に投稿した動画で、Greene氏はQを「愛国者」と称え、Qの予言は真実であることが証明されており、耳を傾ける価値があると主張。「彼はこの国をとても愛している。私たちと共有した考えを持っていて、熱心なトランプ支持だ」と語っている。

トランプ大統領は、グリーン氏に「大勝利だ。おめでとう」と祝辞を送った。

Q信者の候補はグリーン氏だけではない。オレゴン州の共和党上院予備選で勝利したジョー・レエ・パーキンス(Jo Rae Perkins)氏は先月、ツイッターに投稿したビデオでQアノンのスローガン掲げ、「私はトランプ大統領を支持する。Qとそのチームを支持する」と述べ、話題となった。ただし、パーキンス氏が本選で現職のジェフ・マークリー議員(民主党)に勝利するのは難しいと見られている。

グリーン氏はこのほか、今月公開したビデオ広告について、フェイスブックがポリシー違反を理由に削除し、話題となった。ビデオでは、ライフル銃を抱えて登場したグリーン氏が「アンティファにメッセージがある」と発言。「北西ジョージアに近づくな。われわれの教会を焼いたり、ビジネスを略奪したり、われわれの家を破壊したりさせはしない」と述べ、支持を呼びかける内容となっている。

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