ホーム ニュース ニューヨーク レイシスト弁護士宅前でマリ...

レイシスト弁護士宅前でマリアッチら抗議の大合唱

ミッドタウンのサラダバーで、スペイン語を話すスタッフに対して「ICE(移民税関捜査局)に通報して、私の国から一人ずつ追い出してやるぞ」などと暴言を吐き、非難の的となっている弁護士、アーロン・シュロスバーグ(Aaron Schlossberg)氏(42)。

19日、ウエスト60丁目にあるシュロスバーグ氏のコンドミニアム前には、5人のマリアッチのほか約100名が集まり、メキシコ民謡ラ・クカラチャ(La Cucaracha)を歌いながら、「オーレ!オーレ!彼を追い出せ!」と抗議の大合唱を行った。

抗議活動は、社会正義団体の「ミレニアルズ・フォー・レボリューション」(Millennials for Revolution)によっ計画され、GoFundMeでは目標金額の500ドルを上回る1,094ドルを募られ、タコスの無料配布とともに、マリアッチを伴っての集会が開催された。

- Advertisement -

バンドメンバーの1人は、「私の家族も移民だった。私は仲間の移民たちを支援するぞ。」とエールを送った。

事件の経緯

15日、昼時のミッドタウンのサラダ店「Fresh Kitchen」で、シュロスバーグ氏が店員らに対して暴言を吐く動画がFacebookに投稿された。

ビデオには、「従業員は、スペイン語ではなく、英語を話すべきだ。」「察するところ、彼らは不法滞在じゃないのか。」「ICE(移民税関捜査局)に連絡して、私の国から一人ずつ追い出してやるぞ」と「俺が彼らの生活保護を払っているんだ。俺が払っているから、彼らがここにいられるんだ」などとまくし立てる様子が映っている。

ビデオがソーシャルメディアで公開されるや否や大きな話題となり、ツイッターの呼びかけを通じて、男性の名前が特定された。職業が弁護士であることも判明した。

各メディアでニュースに取り上げられ、レイシスト(人種差別主義者)弁護士として有名になったシュロスバーグ氏は、翌日から自宅前やクイーンズの裁判所などで、メディアに追い回される姿が捉えられているが、沈黙を貫いている。

ニューヨークポストによると、シュロスバーグ氏は、弁護士事務所を構えていたビル(275 Madison Ave)から追い出されたことが分かった。
事務所を貸していたビジネスセンター代表のHayim Grant氏は「ビデオを見てショックを受けた。」と述べ、「彼の行動は我々のコミュニティーの規則に合致しない。個人的にも企業としても信念と相反するものだ。」として、シュロスバーグ氏との契約を解除した旨を同紙に語った。事件が発生したサラダバーと同氏の事務所は、道路を挟んで向かい側にある。

また、シュロスバーグ氏は、2016年マンハッタンですれ違ったウィリー・モリス(Willie Morris)さんに「お前はどこから来たんだ?警察を呼ぶぞ。薄汚い外国人め。f—k you!」と恫喝する姿がカメラで撮影されている。モリスさんは米マサチューセッツ州の出身だ。

民主党のAdriano Espaillat議員と、Ruben Diaz Jrブロンクス区議長は、裁判所に対して苦情を申し立てたと発表した。裁判所の苦情処理委員会では、制裁措置などについて検討されるという。

関連記事

「移民税関捜査局に通報してやる」スペイン語を話すレストラン従業員にNY弁護士が脅迫

TOP STORIES