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人種差別を非難したウィリアム王子が炎上

11日に行われたサッカー欧州選手権決勝戦では、PK戦で3人のイングランドの選手がゴールを外し、イタリアが優勝した。ソーシャルメディアには、これらの3選手に対する人種差別的な中傷が相次いで投稿された。ロンドン警察が捜査を開始する事態に発展している。

イングランドサッカー協会の会長を務めるウィリアム王子は、ツイッターの公式アカウントで「選手への人種差別的な発言に嫌気がさした」と発言。「選手たちがこの憎しみに満ちた行為に耐えなければならないのは、到底許されない。今すぐに止めなければならない。そして、関わった者は責任を負うべきだ」と非難した。

ところが王子のコメントは、偽善的だとして批判が殺到。この中には、英王室で差別を受けたと告発したメーガン妃に、同様の声明を発表すべきだと主張する意見が寄せられている。
ツイッターでは、ウィリアム王子とともに「メーガン・マークル」の名がトレンド入りした。

メーガン妃は人種差別を告白

メーガン妃は今年3月、米司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューで、王室内で(これから生まれてくる)アーチー君の肌が「どれくらい黒いかを懸念する」会話が行われていたと告白。さらに称号や警護が与えられないのは、人種差別によるものだと示唆していた。

番組の放送終了直後、エリザベス女王は声明で、人種問題について「懸念」しており、「真剣に受け止めている」と発表。家族内で対処する意向を示した。
一方、メーガン妃の発言について記者から質問を受けたウィリアム王子は、「われわれは、人種差別的な家族ではない」と否定した。


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