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NY人気ピザ店、口コミサイトに人種差別発言連発。オーナー引退を発表

マンハッタンのノーホー地区にある人気ピザ店「プリンス・ストリート・ピザ」(Prince Street Pizza)のオーナー、フランク&ドミニク・モラーノ親子(Frank and Dominic Morano)は8日、これまでの人種差別的な発言を謝罪し、日常業務から退くと発表した。Eaterが報じた。

フードブロガーのジョー・ローゼンタール(Joe Rosenthal)氏は先月、同店が口コミサイトのYelpで、悪い評価をつけた顧客に対し、人種差別的なコメントを度々投稿していたと告発。その後、多くの批判が寄せられていた。

同店はフランク氏が2012年にオープン。現在、ロサンゼルスにも展開している。シチリアスタイルのスクエアピザが有名で、ノーホー店の前にはいつも長蛇の列ができている。店内には有名人の写真も多い。

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モラーノ親子は、Yelpやその他のプラットフォームで、顧客に攻撃的なコメントをしたことを認め、「お客様、特にアジア系コミュニティの人々に対する全責任を負い、心からお詫び申し上げます。同店は、あらゆる形態の人種差別や不平等、偏見を厳しく非難する」と発表した

Yelpユーザーがツイッターに公開した2017年の同店とのやりとりでは、店は顧客に対し「混血(mongrels)」や「雑種(mutt)」「黄色い犬(yellow dog)」などアジア人に対する蔑称を用いた上、「完全なるバカ」とコメントしたという。

2019年には、店で嫌がらせを受けたとコメントした黒人女性に対し、「これを人種問題にしようなんて何てことだ。今まで聞いた中で最も無知なやつだ。うちにはあらゆる客が訪れる。このレイシスト野郎、うせろ」と反発した。

また別の顧客には、他店のピザを食べて「窒息死しろ」「共産主義者の極悪人」などと反論した。レビューを投稿したユーザーは、Todayのインタビューに、店の「奇妙な」反応に驚き、「こんな経営をしていて、人気なのか?」と疑問を感じたと語っている。

最近では、従業員がマスクを着用していなかったというクレームに対し、「われわれのレストランはこの界隈で最も清潔で、毎日検温し、従業員もプレキシガラスで保護している。唯一のコロナ問題はお前の口だ。誰から金をもらってこのレビューを投稿したのか」と反撃していた。

フランク氏は一部のクレームについて、声明で「酔った客が従業員や顧客に暴力的に振る舞った」「イタリア人の伝統を傷つけられたが、対応すべきではなかった」と自らの行為を擁護した。

ローゼンタール氏によると、2016年にブラックライブズマターの抗議活動中に、プロテスターが車に跳ねられたというニュースに関して、ドミニク氏は「面白い」と不適切なミームを投稿していた。

さらに店のドアには一時、警察権力を支持する”ブルーライブズマター”のステッカーを掲示していた。ブルーライズマターは、ブラックライブズマターのカウンター運動として始まった。同店はこれに対し、従業員の家族がファーストレスポンダーとして働いており、彼らを支持を示していると説明している。

モラーノ親子は近々、マネジメント業務からも退き、顧客サービスの専任スタッフを雇用する計画を明らかにしている。

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