ヘンリー王子、英国王戴冠式でグチ?

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チャールズ国王の戴冠式に、妻子を伴わず単独で出席したヘンリー王子。隣に座った親族に、グチをこぼしていたという。英紙サンが、読唇術師の分析を元に伝えた

戴冠式では、王室離脱後、暴露本「スペア」を発売するなどして物議を醸したヘンリー王子の座席の位置にも注目が集まっていた。

王子には、前から3列目の席が割り当てられ、両脇には、いとこユージェニー王女の夫ジャック・ブルックスバンク氏と、故エリザベス女王のいとこエレクサンド王女が着席した。王子の前列には、軍服を着たアン王女の席が設けられ、式の前に2人が談笑する場面も見られた。

読唇術専門家のジェレミー・フリーマン氏はサンに、ヘンリー王子はブルックスバンク氏に「私の扱いにうんざりしている」と語りかけたと説明。王子の不満は、王室もしくはメディアに対するものかは不明だが、「理想的な状況ではない」とも加えたという。ブルックスバンク氏が「もし君の気持ちを楽にさせたいなら、私はそうすることもできる。平穏な生活じゃないだろ?」と返すと、王子は首を振りながら「彼らは気にしないさ」と答えたという。

英国への滞在はわずか1日

ウェストミンスター寺院で開催された戴冠式は午後1時に終了した。ヘンリー王子は昼食会に招待されていたが、わずか15分後に寺院を出て、ヒースロー空港へと向かった。現地時間の午後7時半には、ロサンゼルス国際空港に到着していたと伝えられている。

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サンによると、チャールズ国王は、王子が早々と立ち去ったことについて「本当に落胆していた」という。

カリフォルニア州の高級住宅地モンテシートの自宅に戻った王子は、この日4歳の誕生日を迎えたアーチー王子とリリベット王女、メーガン妃と共に「ささやかで親密な集会」を楽しんだという。誕生日会では、庭から採取したレモンが入ったメーガン妃お手製のケーキがふるまわれたと伝えられている。