「プリティ・ウーマン」がブロードウェイミュージカルに!

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1990年に米国で公開され、大ヒットしたロマンチックコメディ「プリティ・ウーマン」(Pretty Woman)のミュージカル化が決定したと、米国の複数メディアが報じた。来春シカゴで上演されたのち、2018年秋にブロードウェイでのデビューを果たす。

映画は、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)とリチャード・ギア(Richard Gere)が主演し、コールガールと成功したビジネスマンが恋に落ちるシンデレラストーリー。全世界で4.63億ドル(約509億円)を記録した。

キャスト&スタッフは

ビジネスマンのエドワード・ルイス(Edward Lewis)役は、ミュージカル版「ONCE ダブリンの街角で」(Once)で2012年トニー賞主演男優賞を受賞したスティーヴ・カジー(Steve Kazee)が演じる。
また、コールガールのビビアン役には、サマンサ・バークス(Samantha Barks)が決定し、本作でブロードウェイデビューを果たす。サマンサ・バークスは、2012年公開の映画版「レ・ミゼラブル」で、エポニーヌ役を演じている。

演出と振付は、「ラ・カージュ・オ・フォール」 (La Cage aux Folles) と「キンキーブーツ」 (Kinky Boots)で、二度のトニー賞を受賞したジェリー・ミッチェル(Jerry Mitchell)が担当。
脚本は、映画のスタッフ、昨年亡くなったゲイリー・マーシャル(Garry Marshall)監督と、脚本を手がけたJ・F・ロートン(J.F. Lawton)が担当。また、作曲は、カナダのロック歌手ブライアン・アダムス(Bryan Adams)と、彼の楽曲を手がけるジム・ヴァランス(Jim Vallance)が担当する。

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プロデューサーのポウラ・ワーグナー(Paula Wagner)は、映画を監督した故ゲーリー・マーシャルと、脚本家のJ・F・ロートンが脚本を担当したことに触れ、「ミュージカル版は、ハートフルで、ユーモアがあって、心あたたまる、そして映画のような喜びをもたらす舞台になるでしょう。」と述べている。

映画の有名な主題歌、ロイ・オービソンの「オー・プリティ・ウーマン」((Oh) Pretty Woman)や、デヴィッド・ボウイの「Fame」などは、新しい楽曲に置き換えられるという。

ミュージカル「Pretty Woman: The Musical」

シカゴプロダクションは、オリエンタル劇場(Oriental Theater)にて、3月13日より5週間に渡って上演される。また、ブロードウェイプロダクションは、2018年の秋にネダーランダー劇場(Nederlander Theater)での上演を予定している。