チキンサンド完売のポパイズが新キャンペーン「BYOB」さらに客を怒らせる羽目に

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米ファストフードチェーン店「ポパイズ」(Popeyes)は、全米で売り切れが続く新メニュー、チキンサンドイッチの新たなキャンペーン「BYOB」を開始した。

BYOBとは「Bring your own bottle」の略で、アルコール飲料を取り扱うライセンスのないレストランが、酒類持ち込みが可能なことを示す際に用いる。

一方、ポパイズバージョンのBYOBは、「Bring Your Own Bun」。バンズが品切れのため、パンを持参することが可能だとアピールした。(しかし、ソースやピクルスは提供されない。)
このキャンペーンはもちろん冗談だが、品切れに苛立っていた人々からは、このキャンペーンに対して「マジギレ」する人が現れた。

「イケアの家具みたいに家で組み立てろって?(ライバル会社の)チックフィレイなら絶対そんなこと言わない。」

「笑えない」

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面白いと思ってるの? 先週36%収益が下がったのも面白いと思ったけどね。

新商品発売を機にチキンサンド戦争勃発

chicken sand popyes
マンハッタンの各店舗では、SNSの話題直後に完売した。Photo by mashupNY

先月12日に発売されたポパイズのチキンサンドは、発売開始後からチックフィレイ (Chick-fil-A)やウェンディーズ(Wendy’s)などのライバル会社が次々と自社製品をPRしたため、SNS上で「チキンサンド戦争」が勃発。28日に同社は、全米の店舗で売り切れたことを公式に発表した。

その後も、完売に腹を立てた男性が損害賠償5,000ドル(約55万円)求め提訴したり、銃で店員を脅したりするなど、通常では起こりえない事件が次々と発生している。