米ファストフードチェーン店「ポパイズ」(Popeyes)は、全米で売り切れが続く新メニュー、チキンサンドイッチの新たなキャンペーン「BYOB」を開始した。
BYOBとは「Bring your own bottle」の略で、アルコール飲料を取り扱うライセンスのないレストランが、酒類持ち込みが可能なことを示す際に用いる。
一方、ポパイズバージョンのBYOBは、「Bring Your Own Bun」。バンズが品切れのため、パンを持参することが可能だとアピールした。(しかし、ソースやピクルスは提供されない。)
このキャンペーンはもちろん冗談だが、品切れに苛立っていた人々からは、このキャンペーンに対して「マジギレ」する人が現れた。
「イケアの家具みたいに家で組み立てろって?(ライバル会社の)チックフィレイなら絶対そんなこと言わない。」
「笑えない」
we’re not laughing pic.twitter.com/s1pVjx6ecE
— ashley yates (@brownblaze) September 12, 2019
面白いと思ってるの? 先週36%収益が下がったのも面白いと思ったけどね。
U think this is funny? Cus I think a 36% revenue decrease in the last week is funny too
— ㅤno (@UsernameTqken) September 12, 2019
新商品発売を機にチキンサンド戦争勃発
先月12日に発売されたポパイズのチキンサンドは、発売開始後からチックフィレイ (Chick-fil-A)やウェンディーズ(Wendy’s)などのライバル会社が次々と自社製品をPRしたため、SNS上で「チキンサンド戦争」が勃発。28日に同社は、全米の店舗で売り切れたことを公式に発表した。
その後も、完売に腹を立てた男性が損害賠償5,000ドル(約55万円)求め提訴したり、銃で店員を脅したりするなど、通常では起こりえない事件が次々と発生している。