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バイデン氏、テキサス州でリード失う、米大統領選世論調査

ダラス・モーニング・ニュースとテキサス大学テイラー校が行った11月の選挙に関する世論調査によると、実際に投票する可能性のある有権者間(likely voters)で、ジョー・バイデン氏がリードを失い、トランプ氏が2ポイントリードする結果となった。

7月に実施した同様の調査では、バイデン氏が5ポイントリードしていた。

今日選挙が行われた場合、どちらに投票するかという質問で、48%がトランプ氏、46%がバイデン氏と回答した。人種では、白人の60%がトランプ氏を選択。一方、ヒスパニックの58%、黒人の87%がバイデン氏と答えた。

有権者登録をしている居住者全体(Registered voters)では、44%ー43%で、バイデン氏がわずかに上回った。

2016年の大統領選挙では、トランプ氏はヒラリー・クリントン氏に9%の差をつけて勝利した。テキサス州では1976年にジミー・カーター氏が現職のフォード大統領に勝利して以来、民主党の大統領候補者は勝利していない。

上院選挙では、現職のジョン・コーニン議員(共和党)が民主党予備選を勝ち上がったMJヘーガー(MJ Hegar)氏に対し、2桁台のリードを維持した。

投票する可能性のある有権者間では、コーニン議員39%、ヘーガー氏28%で、28%が決めていないと答えた。2014年の選挙では、コーニン議員は62%の票を獲得、民主党候補のデビッド・アラメール氏(34%)に大差をつけて再選を果たした。ダラス・モーニングは、現職が50%を下回るのは、潜在的な危険信号だと述べている。

世論調査は8月28日から9月2日に、1,196人の登録有権者に実施した。このうち「極めて投票する可能性がある」と答えたのは901人だった。誤差幅は、登録有権者でプラスマイナス2.87ポイント、投票する可能性のあるグループでは3.22ポイント。

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