NY市、パトロール中の警察官が刺傷

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3日夜、ブルックリンをパトロール中の警察官が、男に首をナイフで切られる事件が発生した。

発表によると、男性が警察官に近づいた後、ナイフを急に取り出し、首の左側を刺したという。その後、他の警察官が駆けつけ、合計22発の発砲があった。銃撃で2人の警察官が負傷したが、味方による誤射か犯人による銃撃かは不明だという。3人の警察官は、命に別条はない。容疑者は重体となっている。

ダーモット・シェイ(Demot Shea)警察委員長は会見で「無防備な警察官に対する卑怯で、浅ましい、理不尽な攻撃だ。」と非難した。

同事件は、連邦捜査局(FBI)がNYPDのテロリズム・タスクフォースが共同で捜査を行うという。

ニューヨーク市では現在、黒人男性ジョージ・フロイドさん死亡事件の抗議デモに便乗した、破壊や略奪行為の取り締まりを強化するため、夜8時以降の外出を禁止している。警察官の人員を8,000人に倍増している中で、事件は起きた。

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