米航空ショー 第二次世界大戦軍用機が空中衝突

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12日、テキサス州ダラスで開かれた航空ショーで、航空機二機が空中衝突し、墜落する事故があった。

ショーを主催した非営利団体「コメモラティブ・エアフォース(CAF)」によると、事故を起こしたのは「B-17 フライングフォートレス」と「P-63 キングコブラ」。ショーはダラス近郊にある「ダラスエグゼクティブ航空」で開催されていた。

航空当局によると、事故発生時刻は午後1時30分頃で、現時点で乗員の数や怪我人などについて、明らかになっていない。

ソーシャルメディアに投稿された動画には両機が衝突した後、地面に墜落して黒煙を上げる様子が撮影されている。

P-63 は第二次世界大戦中にベル社が開発した戦闘機で、一方のB-17は、ボーイング社が開発した大型戦略爆撃機で、1938年から1945年に生産された。

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ショーは退役軍人の日の週末に合わせて11日から3日間の予定で開催していた。明日の開催の行方については発表されていない。

CAFは1961年に設立され、歴史的な航空機の修復や保存、展示を目的としている。ダラスを本拠地とし、現在の会員数は1万3,000人を超え、保有する機体数は、60機種175機を超える。イベントは「全米最初の第二次世界大戦航空ショー」と銘打ち、事故を起こした機体のほかに、B-29スーパーフォートレス、B-24リベレーター、B-25 ミッチェル、P-51 マスタングが、飛行予定の機体に含まれていた。