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米当局が緊急警告、ペロトン社ルームランナー「子供のいる家庭は使用中止を」

米消費者製品安全委員会(CPSC)は17日、家庭用エクササイズ機器を販売するペロトン(Peloton)社のルームランナーに関し、子供のいる家庭は使用を中止するよう緊急警告を出した。

Peloton Interactive, Inc’s Tread+ Treadmill

CPSCは、ルームランナー「Tread+」は、使用中に子供がローラーに引き込まれ、擦り傷や骨折、死亡するなどの重大なリスクがあるとしている。これまでに38人が負傷、1人が死亡した。使用を継続する場合は、鍵のかかった部屋でのみ扱うよう求めている。

CPSCが公開した動画では、ボールを持って遊んでいた子供が、手を挟まれた後、器具の下に引き込まれる様子が映っている。子供は挟まった後、自力で這い出した。

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ペロトン社は声明で、CPSCの警告は「不正確かつ誤解を招く」と述べ、使用を停止する理由はないと反論。16歳未満の子供は、器具を使用しないよう求めたほか、子供やペット、モノを近づけないよう呼びかけた。

同社は3月、子供の死亡事件を知った直後に、ジョン・フォーリーCEOが、顧客に使用方法や安全性に関する警告を発したとしている。
また、CPSCのデータベースを通じて、別の子供が脳に損傷を負ったことを知ったと明らかにした。子供は回復に向かっているという。

ワシントンポスト紙によると、CPSCは先週、ペロトン社に召喚状を発していた。消費者保護・製品安全・データセキュリティ小委員会の委員長を務めるリチャード・ブルーメンソール上院議員(民主・コネチカット州)は17日、Tread+のリコールを求めた。

一方、ペロトンの広報担当者はポスト紙に対し、同社の指示に従った場合、安全に使用できると述べ、「リコールの必要性があるとは思っていない」と主張している。

2018年に発売されたTread+の販売価格は、4,300ドル以上。新型コロナウイルスの影響でジムが長期間閉鎖されたため、ペロトンの製品の需要が高まった。MSNBCによると、同社の株価は昨年434%上昇している。

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