「みっともない」ペロシ下院議長、ザッカーバーグ氏を批判

民主党のナンシー・ペロシ下院議長は28日、ツイッターのファクトチェックを巡るフェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者のコメントについて、「みっともない」と非難した。

ペロシ氏はMSNBCのインタビューで「プラットフォームに関して言うと、彼らは政府から2つのものを欲しがっている。無規制と無税だ。」と主張。「だから彼らはいつもトランプ政権に迎合している。マーク・ザッカーバーグの発言はみっともないと思う」と語った。

ツイッター社は26日、トランプ氏の郵便投票に関するツイートについて、誤解を招く恐れがあるとして初めて「ファクトチェック」ラベルを表示した。ラベルのリンク先では、CNNやワシントンポストの記事を掲載しつつ、トランプ氏の主張には「根拠がない」と指摘した。

ザッカーバーグ氏はFOXニュースのインタビューで、ツイッター社の決定について聞かれ、プラットフォーム企業は「真実の裁定者」になるべきではないと批判。CNBCでも同様の主張を繰り返し、「政治家のスピーチは民主主義の最も繊細な部分で、人々が政治家の発言を見られるようにするべき」と語った。

ペロシ氏はまた、ツイッター社の対応が限定的であることを批判。「ツイッターはジョー・スカボローに関する大統領の非難を取り除こうとしない。彼らは形だけのことをやって十分だと思っている。盗人に栄誉があるかどうか知らないが、彼らの唯一のビジネスモデルは金を稼ぐことであって、事実を伝えることではない。それがすべてだ。」と語った。

トランプ氏は度々、MSNBCの番組ホストのジョー・スカボロー氏が下院議員時代、当時スタッフだったロリ・クラウスティスさんの死に関与したと示唆。根拠のない陰謀説として遺族が削除を求めているが、ツイッター社は応じていない。

ペロシ氏は続けて「大統領は毎日新しいスタントを考え出している。彼のリーダーシップのもとで、適切な検査がないために失われている命に対して十分な責任が問われることなく、電波がスタントで満たされている」と語り、下院を通過したコロナ対策法案「HEROS act」への支持を呼びかけた。