米下院民主党とトランプ政権、新型コロナの無料検査含む 経済対策法案に合意

13日、民主党のナンシー・ペロシ下院議長は、新型コロナウイルスによって打撃を受けた家族や労働者に対する経済的救済策をまとめた法案「Families First Coronavirus Response Act」について、トランプ政権と合意に達したと発表した。

ペロシ氏は自身のホームページで「大きな課題を解決するために政権と合意に達したことを誇りに思う。すぐに法案を可決する」と報告した。

トランプ氏も同日夜、ツイッターで法案を全面的に支持すると述べ、「すべての共和党議員と民主党議員が一緒になって賛成を投じることを奨励する!」と、超党派の支持を呼びかけた。

ペロシ氏は同日午後の会見で、「この法案の最も重要な3つのパートは、検査、検査、検査。無保険者を含むすべての人に無料のコロナウイルス検査を促進する」と説明。「感染規模と範囲を正確に判定して初めてアウトブレイクに打ち勝つことができる。正確で科学に基づいた対応を追求することが可能だ」と語った。

ペロシ氏はまた、2週間の有給病気休暇、家族・医療休暇を保証するほか、失業保険を拡充すると説明。さらに「われわれの法案は特に学校で無償または低額の給食に頼る数千万人の子供を保護するもの」と述べ、生徒の食事やフードスタンプを含む食料安全保障を強化すると述べた。

法案成立を目指し、ペロシ氏はスティーブ・ムニューシン財務長官と数日間にわたる交渉を行い、前日には合意が近いと報じられていた。しかし13日午後、国家非常事態を宣言をしたトランプ氏は会見中、「民主党は十分に与えていない。国家にとって正しいことをしていない」と不満を表明。法案に同意しない可能性を示していた。