24日、歌手のポール・マッカートニー(Paul McCartney)が、ニューヨークで開催された銃暴力へのデモ行進「March for Our Lives」に参加した。
マッカートニー氏は、“私たちは、銃暴力を終わらせることができる”(We can end gun violence)というメッセージが書かれたTシャツを見せながら、「銃暴力を終わらせることができるかは、分からない。しかし、これが私たちができることだ。そのために、ここにやってきた」とし、「僕の親友の一人が、この付近で銃で殺されされたんだ。私にとって、これは重要だ。」と集会に参加した理由をCNNに述べた。
ビートルズのジョン・レノンは、37年前の1980年、セントラルパークのダコタ・ハウス前で銃弾5発を浴び、死亡した。
銃の規制強化と銃暴力への反対を訴えるデモ行進「March for Our Lives」は、2月14日フロリダ州パークランドで起きた銃乱射事件の舞台となったマージョリー・ストーンマン・ダグラス(Marjory Stoneman Douglas)高校の生徒らが中心となり計画された。首都ワシントンD.C.ほか、ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、シカゴ、ロサンゼルスなどの全米と、海外を含む800以上の都市で実施されている。
ICYMI: today we took to the streets of Washington, DC to demand that we end gun violence and mass shootings in our schools and communities. This is just the beginning https://t.co/f0sYVWeA51
— March For Our Lives (@AMarch4OurLives) March 24, 2018
Tens of thousands of people will march in Washington and across the world on Saturday to protest gun violence. Follow our live updates. https://t.co/CZfsW59Bp3
— The New York Times (@nytimes) March 24, 2018
ニューヨークのデモ行進の様子
NYでは、先日州知事選への立候補を宣言したシンシア・ニクソンも参加。学生をはじめ、親子連れ、教師など幅広い年齢層がデモ行進し、アサルト銃の禁止、教師武装への反対、議会や全米ライフル協会(NRA)への抗議などを行った。