NY地下鉄で殴る蹴るの暴行。現金奪われ64歳男性けが

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マンハッタンの地下鉄で30日の早朝、64歳の男性が暴行され、現金を奪われる事件が起きた。

 ニューヨーク市警察が公開した監視カメラの映像には、午前5時頃、アッパーイーストサイドのレキシントンアベニュー&59ストリート駅の改札で、2人の男が、男性からバッグを奪おうとした挙句、繰り返して殴る蹴るの暴行を加える様子が撮影されている。

警察の発表によると、男らは現金を要求し、男性の頭部を切りつけた。150ドルを奪い、逃走したという。

容疑者の年齢は18歳から25歳で、黒のスウェット姿の男は、ティンバーランドのNBAスニーカーを履き、右手にいれずみを入れていた。チャンピオンのグレーのスウェットを着た男は、ナイキのフライポジット トパーズミストを履いていた。

NYPD

ニューヨークポスト紙によると、被害者の男性はモスクで礼拝をした帰りだった。搬送先の病院で、額を7針縫ったという。容体は安定している。

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ニューヨークの地下鉄では暴行事件が相次いでおり、デブラシオ市長は5月中旬、地下鉄に警察官を250人を追加すると発表した。過去20年で最大規模の警戒態勢になるという。