「無神経だった」NYTコラムニストが反省、空港の食事代が高すぎると投稿

ニューヨークタイムズの政治コラムニスト、デビッド・ブルックス氏は22日、SNSでの発言は「配慮に欠けたものだった」と述べ、反省の意を示した。

ブルックス氏はこの2日前、ニュージャージー州にあるニューアーク空港の飲食店でとった食事の写真を添え「これが78ドルもする。アメリカ人が経済がひどいというワケだ」と投稿した。

この投稿に対し、ユーザーからは「経済のせいではなく、空港の飲食店だからだ」「酒を注文したからだろ」と”ミスリーディング”を指摘する声や、「一般人は、そもそも78ドル(約11,500円)の食事を空港で取ろうとは思わない。半額でもムリ」「レシートを見せろ」といった意見が相次いだ。

ブルックス氏の主張を揶揄するミームも投稿されている。

ちなみに同氏が食事を取ったのは「1911 Smoke House BBQ」。同店のオーナーはニューヨークポスト紙に、食事代が高額になったのは「ウイスキーをダブル」で注文したためと反論した。ちなみにハンバーガーのセットは$17.78ドル、ウィスキー2ショット分の価格は約29ドルだという。ニューアーク空港の食事は、業者と提携しているため、通常の店舗より割高になると説明した。

Smoke House BBQはその後、バーガーとダブルのウイスキーのセットを17.78ドルで発売すると告知。メニューを「Dブルックス・スペシャル」と命名し、「われわれの肉に太刀打ちすることはできない」とハッシュタグを加えた。

「愚かだった」と反省

ブルックス氏は22日、PBSの番組に出演し、騒動について言及。同氏は、SNSの投稿は「78ドルという値段に衝撃を受けたため」と述べ、物価高に日々直面している、一般人のアメリカ人の心情を表そうとした「ジョーク」だったと釈明した。

「しかしながら、このツイートには火を見るよりも明らかな問題」があり、「その日暮らしの家族と、空港でバーボンが飲めるアッパーミドル階級のジャーナリストは、(状況が)大きく異なる」と述べた。続けて「私は無神経だった。やらかしました。このようなツイートは書くべきではなかった。・・過ちをおかした。愚かだった」と恐縮したように語った。

上部へスクロール