NY州 海外からの渡航者 隔離義務を解除

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ニューヨーク州は10日、旅行勧告を変更し、海外からの渡航者に関して隔離義務を解除すると発表した。

米疾病対策センター(CDC)は、ワクチン接種を受けていない人もしくは、過去3カ月以内に新型コロナウイルスに感染し、回復していない人に関しては、予防策として引き続き隔離を推奨するとしている。
ニューヨーク州は国内旅行者に関して、4月1日に隔離を解除した。

全ての旅行者は「トラベラーヘルスフォーム」の記入を義務付ける(24時間以内にニューヨーク州を出る人や、ペンシルベニア・ニュージャージー・コネチカット・マサチューセッツ・バーモントの各州を除く)。
またマスクの着用やソーシャル・ディスタンスのルールを守らなければならない。

到着後14日間は、症状をモニターし、発症した場合は直ちに自己隔離した上、公衆衛生当局または医療提供者に連絡することとしている。

なおCDCは2日、ワクチン接種を完了した人は、新型コロナ検査や自己隔離なしで旅行できると発表している。
海外からの渡航客に関しては、ワクチン接種を完了するまで、旅行を遅らせるよう推奨している。

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