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NY州 新型コロナ、死者と入院者数が過去最少に

ニューヨーク州のクオモ知事は28日、新型コロナウイルスによる死者数および入院者数が、パンデミックが始まって以来、過去最少となったと発表した。

新規感染者数は、検査数62,000件のうち616人で、感染率は1%以下となった。一日の死者数は5人で、3月15日以来最少となった。

現在の入院者数は869人となっている。クオモ氏は25日、3月18日以来初めて1,000人を下回ったと発表していた。

経済再開は順調に進んでおり、ニューヨーク市では7月6日より、ネイルサロンやインドア・ダイニングなど第3段階の事業を再開する。

国内感染者数は254万人超

フロリダやテキサス州など36州で、新型コロナの新規感染者数は増加している。CNNによると、前週比で新規感染者数が減少したのは、コネチカット州とロードアイランド州の2州のみだった。

米国の26日の新規感染者数は40,173人となり、過去最多を記録した。
フロリダ州では27日、24時間の新規感染者数が9,585人となり、過去最多となった。デサンティス州知事は、バーでのアルコール提供を禁止するなど、規制を強化している。

ジョンズ・ホプキンス大学によると、28日午後時点での米国の累計感染者数は約254万人、累計死者数は12万5,700人となっている。

米疾病対策センター(CDC)の元所長トム・フリーダン(Tom Frieden)氏は28日、Foxニュースで、「ほとんどの州で感染者は増加していると、100%確信をもって言える」と述べ、「検査件数の増加ではなく、ウイルスがより拡散しているからだ。」と断言した。再開を急いだ南部では、今後数週間で状況は悪化するだろうと予測を述べた。さらに来月、少なくとも1万5000人の死者が出る可能性があると警告した。

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