タイムズスクエアで婚約指輪を紛失。NY市警察がツイッターで持ち主発見

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タイムズスクエアで婚約指輪を落とし、紛失してしまった不運なカップル。翌朝ニューヨーク市警察(NYPD)が指輪を発見し、ツイッターで呼びかけを行ったところ、無事に持ち主が見つかるハッピーな出来事が話題となった。

30日深夜、婚約したばかりの女性がタイムズスクエアで、婚約指輪を落としてしまった。指輪は運悪く地面の鉄格子から落下してしまい、2人は警察に助けを求めた。緊急隊員が現場に駆けつけたが、その日は指輪を見つけることができなかったという。

1日朝、緊急隊員が再び現場に出向き、指輪は無事に発見。しかし、2人は連絡先を残していなかったため、NYPDは防犯カメラの映像や指輪の写真を公開し、SNSやニュースを通じ、世界中に呼びかけを開始した。

ビデオでは、驚いた様子で立ち尽くす女性と、大きなジェスチャーの後、腹ばいで柵の下を覗き込む男性の様子が映っている。

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こちらが発見され(綺麗にされた)指輪。

丸一日経った2日午後1時半頃、NYPDは、指輪の持ち主を見つけたことをツイッターで発表した。
「この話をシェアしてくださった皆さんに感謝します。(今は)ハッピーなカップルは、母国に戻っていますが、皆さんのリツイートのおかげで、彼らは我々が探していることを知りました。いま指輪を返す準備を行っているところです。おめでとう!」

その後「ありがとう、ツイッター。一件落着!」として2人の写真が公開された。

その後の報道で、2人の名はダニエラさんとジョンさんで英国からの旅行者ということが分かった。また、プロポーズ場所は、タイムズスクエアではなくセントラルパークだった。リングのサイズが大きすぎたため、タイムズスクエアで歩いている最中に落下させてしまったのだという。

悪夢のようなニューヨーク旅行が一転し、ハッピーな思い出に変わったようだ。