NY市、新型コロナ入院患者数が急増

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ニューヨーク市のデブラシオ市長は5日、新型コロナウイルスの入院患者数が84人となり、前日の48人から大幅に増加したことを明らかにした。
28日から続いているジョージ・フロイドさんの抗議デモとの関連性については、不明。

デブラシオ氏は、入院患者数の増加に関して「状況を注視する」と語った。また「発症までには1週間から10日かかる」とし「過去数週間に起こった出来事と関連する証拠はない」と述べた。
その一方、「人が密接して集まるのは危険だ」と述べ、デモ参加者に新型コロナの検査を受けるよう促した。

ブロンクスのサウンドビューとクイーンズのキューガーデンに、モバイル検査場を設置することを明らかにした。7月までには10台の検査トラックが稼働する予定。

クオモ知事も、市内の抗議デモの参加者は2万人に達しているとして、懸念を示していた。昨日の会見で、検査場をすべてのデモ参加者に解放すると発表。
多くのプロテスターはマスクは着用しているが、ソーシャル・ディスタンスを守っていないと指摘し、全てのデモ参加者に「責任を持って検査を受けるよう」求めている。