ニューヨーク市内で、一般道を使用した違法なカーレースへの苦情が急増していることが分かった。ニューヨークポスト紙が報じた。
パンデミック中の3月20日から9月10日の間、市に寄せられた苦情件数は1,057件で、前年同時期（239件）から442％増加した。
先月だけで214件（昨年は23件）の通報があった。パンデミック前の2月は、わずか23件だったという。
ブラッド・ホーリーマン（Brad Hoylman）州議会上院議員（民主・マンハッタン）は声明で「パンデミック中の交通量は減少したが、一部のドライバーは、ナスカーのレース場のように街を走行している。」と述べた。
ホーリーマン議員は、防止に向けて「違法な自動車レースが行われる懸念のある場所」に設置されたスピードカメラを、夜間も作動させる法案「FURIOUS」法を提出した。
現在の法律では、週末と平日の午後10時から午前6時の間は、カメラの電源が切られているという。同法案では、競争のための運転は、全て違法なレースとみなされる。