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ブラックフードブームに待った! NY市アイスクリームなど販売中止を要請?

インスタ映えする上に、デトックス効果もあると言われ、ニューヨークでここ数年人気を誇っていたブラックフードが、絶滅のピンチを迎えている。

フード系ニュースサイト、イーター(Eater)によると、ニューヨーク市保健精神衛生局(The Department of Health)は、活性炭(activated charcoal)のスイーツやドリンクメニューを提供する店に対して、次々と販売中止の要請が入っているという。

DOHの広報は、食品への活性炭使用の禁止は、新たに設けられた規則ではなく、米食品医薬品局(FDA)が、活性炭を食品添加物や着色剤として使用した食品の提供を、許可していないためと述べた。また、DOHはこれらの食品を2016年から「不純物混入食品」(adulterated food)として、複数回警告を行ってきたとしている。

店側と意見の食い違い

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ニューヨークでのブラックフードブームを生み出した、アイスクリームパーラー「モルゲンシュテルン・フィネスト・アイス・クリーム」(Morgenstern’s zd Ice Cream)は、DOHから販売中止を求められたのは、つい数週間前のことだという。

オーナーのニック・モルゲンシュテルン(Nick Morgenstern)さんは、DOHは、定期衛生検査の中で、活性炭を使用したアイスクリームはコーシャ(ユダヤ教に基づく適切な製法)でないとし、3,000ドル(約31万円)相当の商品の破棄を余儀なくされたとイーターに述べた。

同店は、2015年からココナッツの炭を使用したココナッツ・アッシュ・アイスクリームを販売している。その間、3回の衛生検査を受けているが、この規則について指摘する担当者はおらず、変更の告知や、販売中止を求める通知などは受けていないという。

同店は、アッシュ・アイスが「行方不明」として、販売の再開を求める内容をインスタグラムに投稿した。

また、昨年6月より活性炭ラテの販売をスタートしたカフェ、ラウンドK(Round K)は、今年5月にDOHの特別衛生検査を受けた。その際、活性炭は使用禁止だとして、販売の休止を求められた。
同店のオーナー、Ockhyeon Byeonさんも、11月に通常検査を受けていたが、特に指導はなく、この規則についても知らなかったと述べている。ブラックラテは、同店の最も人気メニューの一つだという。

イーターによると、FDAは、活性炭の着色剤や添加物に関する規制はないが、「適正ある専門家によって、一般的な安全性が認めらた場合」には、FDAが合法的な使用許可を公式に承認する前に、企業は使用の決定を下すこともできるとしている。

尚、科学者の間では、デトックスなど、活性炭が健康を促進するという効果については、一般的に懐疑的な見方がされているようだ。

グウィネス・パルトローも活性炭を推奨するなど、健康志向の高まりを受け、ここ数年で人気が高まったブラックフードだが、このままブームは終焉となってしまうのだろうか。

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