NY州 新型コロナ感染者数が100万人突破。

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ニューヨーク州保健局は2日、新型コロナウイルスの感染者数が100万人を超えたと発表した。同州で最初の感染者数が確認されたのは、昨年3月1日だった。

ニューヨーク州以外に累計感染者数が100万人を超えたのは、カリフォルニア(230万人)、フロリダ(130万人)、テキサス(170万人)の3州。

クオモ州知事の発表によると、1月1日の新規感染者数は15,074人だった。検査数は202,446件で、検査陽性率は7.45パーセント。死者数は128人で、累計で30,337人となった。

クオモ氏は声明で、ワクチンの完成で明るい兆しが見えたと述べつつ、「皆が賢明に行動し、団結する必要がある」と「コロナ疲れ」への警戒感を呼びかけた。
また「ワクチンの接種が十分行き渡るには、数カ月かかるだろう」と見通しを示し、その間引き続き「ワクチンの効率的かつ迅速な配布と、医療崩壊を防ぐための病床数の増加を行う」と述べた。

NY市では違法なパーティも

ニューヨーク市の新規感染者数は5,228人で、累計感染者数は436,581人だった。現在49カ所の地域で検査陽性率は10%を超えている。

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なおブルックリンやクイーンズ、マンハッタンでは、大晦日に数百人規模の違法なパーティが開催され、保安官が主催者に罰金を命じた。

市内ではこれまでに34万回分のワクチンが配布されたが、接種されたのは88,000回分にとどまっている。デブラシオ市長は年末、1月末までに100万人にワクチン接種を行う目標を示した。