ニューヨーク州では、5月1日の検査陽性率が1.49%となり、10月28日以来最低を記録した。
クオモ州知事の発表によると、19万1,257件の検査のうち、陽性が確認されたのは2,849人だった。7日間平均の陽性率は1.84%で、11月6日以来最低となった。現在の入院者数は2,535人で、2週間で33%減少した。死者数は33人だった。なお、ニューヨーク市の7日間平均の陽性率は1.78%だった。
Today’s update on the numbers:
— Andrew Cuomo (@NYGovCuomo) May 2, 2021
Total COVID hospitalizations are at 2,535.
Of the 191,257 tests reported yesterday, 2,849 were positive (1.49% of total).
Sadly, there were 33 fatalities. pic.twitter.com/OadU2d023g
クオモ氏は声明で「より多くの住民がワクチンを受け、入院患者数が減少しているのは良いニュースだ。われわれは成し遂げた進化を失わないよう、引き続き警戒する必要がある」と述べた。
ニューヨーク州のワクチンの接種率は46.3%、接種を完了した割合は34.6%となった。現在16歳以上の全成人が、予約なしで接種を受けることができる。
今月7日より州全域で、ヘアサロンや理髪店、ネイルサロンなどの人数制限を75%に緩和する。またジムやフィットネスセンターは17日から50%となる。
ニューヨーク市では、7日よりレストランの店内飲食の制限が50%から75%に緩和される。
デブラシオ市長は先月29日、640万人以上がワクチンを接種したとして、7月1日に市を全面的に再開すると発表した。地下鉄の24時間サービスに関しても、同時期の再開が適切だと述べた。
クオモ知事は同日の会見で、権限は州にあると牽制し「すべきことをした場合、より早く再開できるだろう」と見解を語っている。