29日、ニューヨークでは初めてとなる、合法的に嗜好用大麻を販売する店舗がオープンした。

店舗の場所はマンハッタンのイーストビレッジのブロードウェイと8番ストリートの角(750 Broadway)で、以前は衣料品チェーンGAPが店を構えていた。近くにはワシントンスクエアパークやニューヨーク大学のキャンパスなどがある。

嗜好用大麻の合法化は、2021年3月、当時のアンドリュー・クオモ政権により実現した

店舗を運営するのはニューヨーク市でHIV患者や低所得者に住宅や医療、職業訓練などの支援を提供する非営利組織「ハウジング・ワークス」で、ホークル現州知事は先週、ライセンスを許可した36店のうち、同組織が最初に営業を開始すると発表していた。

開店にあたり、知事室は「ニューヨークの娯楽用大麻市場の正式な開始であり新たな税収の始まり」と説明。税収は「公立学校、薬物依存サービス、メンタルヘルスサービス、ハウジングやその他地域に根ざしたプログラムに投資する」と強調した。

ハウジング・ワークスのチャールス・キング代表は「われわれにとって、このディスペンサリー(大麻販売店)は、大麻犯罪化で被害を受けた人々を雇用する機会だ」と述べ、大麻に関する教育やキャリア訓練を提供するとともに、利益を組織の使命遂行に再投資すると発表した。

店舗はマリファナの隠語「420」に合わせて午後4時20分にオープンした。開店前に店周辺の一区角を取り囲むほどの長蛇の列ができ、先頭近くにいた男性2人組は、記念すべき最初の購入客に加わるために、5時間前から並んだと語った。ちなみに目当てはプリロール(たばこのように巻かれたもの)とマリファナグミで、100ドル程度を費やす予定だと話した。

©MashupReporter
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大勢が集まっている様子をハーレムから見にきたという男性は「人生の大半は違法だった。ついに合法化された。みんながハイになって楽しい時を過ごしているのは感激的だ。Dopeだ(素晴らしい)だ」と語った。

開店時間が近づくにつれ、店前はフェスティブな雰囲気に包まれ、待ちきれずに持参した大麻を吸う人や、お手製の吸引機を披露する人など、さまざまな人でごった返し、オープン時には大きな歓声が上がった。

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