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米、老人ホームで新型コロナの死者数急増。NY州で約1,900人

米国の老人ホームおよび長期ケア施設で、新型コロナウイルス(COVID-19)に関連し、3,323人が死亡。10日前の約450人から急増していることが分かった。AP通信が、各州保健当局の発表と報道の集計を元に報じた。

全米で最も感染者数が多いニューヨーク州では、老人ホームの入居者総数約9万6000人のうち、1,880人の死亡が確認された。なお、同州が12日に発表した累計死者数は、9,385人となっている。

州当局は10日、613カ所の認可された老人ホームで、4,630人の感染が確認されたと発表。しかしニューヨークタイムズは、老人ホームでは検査能力が不足しており、実際の感染者数は、はるかに多いと推定している。
老人ホームの管理者は、検査キットだけでなく、陽性患者の隔離場所や、スタッフの保護具なども不足していると同紙に語っている。
また、擁護団体は、施設で働く人員を最小限にしたことが、危機に拍車をかけたと非難している。
スタッフの感染も相次いでおり、自主隔離する人が増えるにつれ、1人のあたりの仕事量も大幅に増加している。

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ニューヨーク州保健局は3月13日、施設内の感染拡大防止のため、親族の訪問禁止を発表。集団での食事や活動を禁じじたほか、すべての労働者に対して、熱や呼吸器症状の検査を求めるなどのガイドラインを定めた。

タイムズは、訪問禁止により、家族の状況が分からなくなったという声や、状況が知られないよう、施設内の感染状況を隠避するよう指導する老人ホームもあると報じている。

AP通信によると、多くの州では老人ホームでの死亡者数のみを公表している。集団感染に関して、ワシントン州キングス郡のカークランド(43人死亡)や、バージニア州リッチモンド郊外(42人死亡)、インディアナ州(24人死亡)、マサチューセッツ州のホールヨーク(37人死亡)などメディアで報じられた施設以外については、不明だとしている。ニューヨーク州でも、プライバシーの懸念より集団発生の詳細を明らかにしていないという。

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