ロンドンのナショナルギャラリーに展示されている17世紀の絵画に、ありえないものが描かれているとして話題になった。
The Sunによると、異常に気がついたのはワイト島から訪れたフィオナ・フォスケットさん(57)と23歳の娘ホリーさん。オランダの巨匠フェルディナント・ボルが1650年代に制作したとされる少年の肖像画で、シューズにナイキのロゴらしき模様が描かれているのを発見した。
Ferdinand Bol died #OnThisDay in 1680.
— National Gallery (@NationalGallery) August 24, 2022
Currently on loan to us, his charming 'Portrait of Frederick Sluysken' depicts the son of a wine merchant.
Take a closer look at his shoes and you might spot what looks like a more 'modern' detail. Can you see it? https://t.co/XKAnpg4DT8 pic.twitter.com/pg6lStyuzG
フォスケットさんは同紙に「絵を鑑賞していて、トレーニングシューズに衝撃を受けた」と説明。「ちょっと待って、彼ナイキのシューズを履いてない?って娘に話したの」と述べ、「爆笑した」と振り返った。
「年齢からすると、彼にとって初めてのナイキだったに違いない」とも話し、「本当にタイムトラベラーなのでしょうか?」と加えた。

ちなみに、少年は当時8歳で、裕福なワイン商人の息子で、ボルの妻のはとこにあたる、フレデリック・スライスケンと考えられているという。
ここ最近では、オーストリアの画家、フェルディナンド・ゲオルグ・ヴァルドミュラーの1860年代の作品「期待」に描かれた少女が、スマホをいじっているとして話題になった。
