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エプスタイン事件 新たな被害者が訴え

ジェフリー・エプスタイン被告から2003年に性的虐待を受けたとする女性が、損害賠償を求める訴訟をニューヨーク郡裁判所に提起した。ニューヨークポスト紙が伝えた。

訴状は13日、児童虐待法(The Child Victims Act)によって特別に定められた提訴可能な期間が終了する前夜に提出されたという。2019年に施行された同法は、提訴が可能な期間を大幅に延長するとともに、改正前に期限を迎えた事件についても、特別に申し立て可能な期間を設けた。この期間は当初は法施行後の半年から一年間とされたが、パンデミックを理由に8月14日まで延長されていた。

原告の女性は匿名で、17歳の時にエプスタイン被告のマンハッタンの家で少なくとも2回、性的暴行、虐待、レイプをされたと主張。「極度の精神的苦痛、感情的・肉体的傷害および経済的損失に苦しまされ続けている」とし、エプスタイン遺産財団に対して、損害賠償の支払いを求めた。賠償金額は明示していない

エプスタイン被告は少女らにマッサージや性行為をさせたとして、フロリダ州で2007年に起訴された。翌年、連邦検察と司法取引を行い、州で2件の買春勧誘罪を認め、13カ月間服役した。2019年7月には、少女らを性的搾取の目的で人身取引したとして、ニューヨーク南部地区連邦検事局によって逮捕、起訴されたが、勾留中に自殺をはかり死亡した。

被害者の数は膨大で、エプスタイン遺産財団が設置した「エプスタイン被害者補償プログラム」には225人の申し出があり、最終的に150人の申請が認められたと報じられている。このうち92%が補償金の受け取りに応じ、支払い総額は1億2,100万円に上ったという。

ABCニュースによると、補償金を受け取った被害者らは、遺言財団やエプスタイン被告の企業や従業員、共謀した者に対して、さらなる申し立てをする権利を放棄することに同意を求められたという。

なお、昨年、エプスタイン被告に性犯罪を助けたとして逮捕、起訴されたギレーヌ・マクスウェル被告は現在、ブルックリンの矯正施設に収監されている。公判は11月に開始を予定している。

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