英司会者「本当につまらない!」ヘンリー王子とメーガン妃のネトフリ番組評判は

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8日に配信がスタートしたヘンリー王子とメーガン妃の待望のドキュメンタリー番組「Harry and Meghan」を巡って、メディアでは「カーダシアン家以下」「行き詰まってる」など辛口な意見が飛び出した。

番組は全部で6エピソードからなり、この日は2人の出会いから結婚に至るまでの3話が公開された。前半は、英国メディアの体質や報道に対する批判が中心だった。

メーガン妃に批判的なことで知られる英大物司会者ピアース・モーガン氏はツイートで「なんてことだ、本当につまらない!」「カーダシアン家のお騒がせセレブライフより悪い」と酷評した。

ザ・サンに寄稿したレビューでは、夫妻は「信じられないほど裕福で、特権がある」にも関わらず、「世界最大の犠牲者面」をしていると指摘。「恐るべき尊大なナルシスト」と攻撃した。

王室の伝記作家アンジェラ・レビン氏は「やれやれ、3時間もヘンリーとメーガンが自らプライバシーを漏洩するのを見ていた」と呆れた様子でコメントした。

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GBニュースの司会者ダン・ウートン氏は「プライバシーに気を配って欲しいと主張するカップルは、30分も経たないうちに”プライベート”なテキストメッセージや、デートのプライベート写真、プライベートビデオ、プライベートな日記と子供を世界に公開した」とツイート。さらに「”プライベート”な母親のドリアまで、リアリティショーに出演している」と揶揄した。

ガーディアンのルーシー・マンガン氏は「気分が悪くなり、朝食を吐きそうになった」と題したコラムで、「皆が既に知っている話が、そう話すであろうと予期する方法で当事者から語られた」と内容に目新しさがないと評した。

Varietyのダニエル・ダダリオ氏は、「ザ・クラウン」の恐ろしく退屈な新シーズン同様、夫妻の物語は「行き詰まっている感」があり、知らない話を発見することができないという「欲望の欠如」を引き起こしていると指摘。今後公開されるエピソードが「交際や結婚、家族との確執の物語を超えた内容」であることを望むと述べた。

なお、夫妻がネトフリと契約を交わしたのは2020年。契約金は1億ドル以上とも伝えられている。