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ワクチン接種完了の観客はマスク不要 米大手映画館

AMCとリーガルシネマズ、シネマークの米3大映画館チェーンは、ワクチン接種が完了した観客には、マスクの着用を義務付けないと発表した。

AMCは今回の方針変更について「疾病対策センター(CDC)のガイドラインに従ったもの」と説明。「接種が完了していない場合、飲食時以外は引き続きマスク着用を強く推奨する」としている。清掃のプロトコルやソーシャル・ディスタンスなどのルールは継続する。

CDCは今月13日、ガイドラインを改定し、ワクチン接種完了者(ファイザー製とモデルナ製は2回目の接種から2週間後、ジョンソン&ジョンソンは1回目から2週間後)は、屋内外の大半でマスクの着用やソーシャルディスタンスが不要だとした。(電車や飛行機、病院、ホームレスのシェルーターなどの屋内では、引き続き着用が必要)

米国ではサマーシーズンが本格化するメモリアルデーの週末に『クルエラ』(Cruella)や『クワイエット・プレイス』続編(A Quiet Place: Part II)などの話題作が公開されるほか、『ワイルド・スピード』や『ブラック・ウィドウ』などの大作が上映される。

なお全ての劇場は、マスク着用のルールは、州または地方政府の規定に従うとしている。

ニューヨーク州では今週、クオモ知事が、ワクチン接種が完了した客のみを入場させる場合、100%の収容人数でイベントを開催することを許可した
来月19日にラジオシティミュージックホールで開催するトライベッカ映画祭のクロージングは、ワクチン接種完了者のみで行われる。観客は、マスクの着用は不要だとしている。

CDC

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