ホーム ニュース 政治 米大統領選 富豪ブルームバ...

米大統領選 富豪ブルームバーグ氏が撤退、バイデン氏支持へ

4日、大統領選に向けて民主党の公認指名獲得を目指していたマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前ニューヨーク市長が撤退を表明した。

初参戦となった前日のスーパーチューズデーで、ブルームバーグ氏が勝利したのは米領サモアの党員集会のみだった。
現段階では、先週のサウスカロライナ州予備選で息を吹き返したジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領が9州、バーニー・サンダース上院議員が、最多の代議員数を抱えるカリフォルニア州を含む4州を制する見通し。

ブルームバーグ氏は声明で、バイデン氏を支持すると表明。スーパーチューズデー直前に撤退したエイミー・クロブシャー(Amy Klobuchar)上院議員とピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)前インディアナ州サウスベンド市長ら中道候補もバイデン氏の支持で団結している。

- Advertisement -

ブルームバーグ氏は「3カ月前、ドナルド・トランプを倒すために大統領選に立候補した。本日、これと同じ理由で撤退をする。なぜなら、選挙に残り続けることが、この目標の達成をより困難にすることが明らかであるからだ。」と表明。「昨日の結果の後、代議員の計算で事実上不可能となった。生き残る道のりは、もはや残されていない。」と述べた。

「私は常々、ドナルド・トランプを倒すのは、それが最大限可能な候補者の背後で団結することから始まると考えてきた。昨日の投票の後、その候補者は友人であり、すばらしいアメリカ人のジョー・バイデンであることが明らかだ。」とバイデン氏支持を明言した。
さらに「私はジョーを以前から知っている。彼の良識そして誠実さ、銃の安全性や医療、気候変動、雇用など、われわれの国に非常に重要な問題に対する彼のコミットメントを知っている。」と述べた。

ブルームバーグ氏が出馬を表明したのは昨年11月。市長時代同様、寄付を受け付けず、自己資金のみでキャンペーンを行うと宣言した。テレビやネット広告だけで5億ドル以上(約550億円)を費やし、左派候補からは終始、選挙を金で買収していると批判が飛んだ。
ニューヨークタイムズによると、全国200箇所の事務所を用意し、2,400人のスタッフを動員した。緒戦4州を飛ばし、スーパーチューズデーで初めての選挙に挑んだ。

出馬が遅れたことから、参加した討論会は直近の2回だけだった。初めて参加した2月20日のネバダ州討論会では、市長時代の取り締まり政策「ストップ・アンド・フリスク」や、経営者としての過去の発言を巡って、他候補から厳しい追求を受けた。エリザベス・ウォーレン氏は、納税申告書や過去のセクハラ疑惑を巡る告発者との秘密保持契約の公開を強く求めた。

もう1人のビリオネア、トランプ大統領はブルームバーグ氏とたびたびツイッターで舌戦を繰り広げた。今年のスーパーボウルでは、史上初めて2人の大統領候補者が、11億円以上の選挙キャンペーンCMを放送し、大きな話題となった。
初回の討論会のパフォーマンスが防戦に終始した後、度々トランプ氏の攻撃の的となった。スーパーチューズデーの前日、トランプ氏は討論会の悪いパフォーマンスで支持率が低下しているとツイート。いまだに支持しているのは、高給取りの彼のコンサルタントだけだと揶揄した。

撤退の一報を受け、トランプ氏はツイッターで「ミニ・マイク・ブルームバーグが大統領選を降りた。私はずっと前に、彼に資質がないことや、10億ドルは自分のためにとっておくよう話したんだがな。」と述べ、「今度は、おネムのジョーに金を注いで、メンツを保とうとしている。うまくいかないぞ!」と述べた。

TOP STORIES

Recommended stories