5月1日開催されたメトロポリタン美術館(メット)でのメットガラ。多くのセレブがパーティに訪れた事で話題となったが、彼らがソーシャルメディアにポストした写真や動画が、大きな非難にさらされている。
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非難されているのは、メットのトイレでタバコを吸う姿。ニューヨークでは、室内や路上での喫煙は禁じられており、これらの行為は罰金の対象となる。
Page Sixの報道によると、参加したり、写真を見たりした美術館の役員会のメンバー、寄付を行っている人々(ドナー)から、主催者であるアナ・ウィンターらに苦情が入っているという。
ドナーの1人は、このような場での喫煙は、大変無礼な行為で、罰金を科せられるべきだと憤っている。また、ある役員のメンバーは、トイレに行こうとした時、キム・カーダシアンや、ベラ・ハディッド、ケンダル・ジェナーら多くのセレブリティが、たむろしていて恐ろしくなったと語っている。
キム・カーダシアンがポストしたバスルームでの記念撮影。セレブでぎっしり。
And what would the Met be without that squad pic?! #BathroomSelfieGoals pic.twitter.com/UTE3KpHqbb
— Kim Kardashian West (@KimKardashian) 2017年5月2日
これらの苦情に加え、NY市の保健局局長、Dr. Mary Bassett氏がメットの職員宛に手紙を送ったと、the New York Daily Newsが報じた。
手紙には、「何人かのセレブリティーが、ファッション小物として喫煙を選び、NY市のタバコを禁じる法律をあからさまに破ったと報告を受けました。」とし、2003年の屋内での喫煙禁止に関する法律、また12000人のニューヨークの人がタバコに関連した病気により死亡していることを上げ、セカンドハンドスモーク(受動喫煙)の危険性を指摘。
「メットを始めとした公共のスペースを訪れる人の健康は、セカンドハンドスモークより守られるべきです。セレブリティやファッションアイコンがタバコを吸うイメージは、若い人にも悪影響を与えることを懸念しています。もし、メットが、法律を守る事をできないのならば、来年からは、あなた達を見張るために、保健局が参加することにします。」と記したという。
ニューヨーク市の成人の喫煙人口は約90万人で、市長は今後3年間で16万人を削減する目標を掲げている。先日ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は、タバコの最低料金の値上げやファーマシーでの販売禁止など、喫煙率低下に向けた一連の法案への支持を表明したところ。
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ソーシャルメディアにポストされたセレブの喫煙写真
デザイナーのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)、リタ・オラ(Rita Ora)、ダコダ・ジョンソン(Dakota Johnson)などの姿が見られる。
This photo is like taken at a college party except for the fancy dresses #metgala pic.twitter.com/wwiRCjre6x
— elif (@victuuris95) 2017年5月2日
this year's met gala theme was smoking in the bathroom pic.twitter.com/b83rjR3qlZ
— tori (2017) (@grinchhands) 2017年5月2日
デザイナー、プラバル・グルン(Prabal Gurung)がポストした動画。
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