メラニア夫人 久しぶりの姿、夫の逮捕後初

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トランプ前大統領がマンハッタン地区検察に出頭する数日前から、居場所が不明だとしてメディアで話題になっていたメラニア夫人。イースターサンデーを迎えた9日、夫と一緒にいる様子が確認された。

メラニア夫人の姿が報じられるのはおよそ10日ぶり。SNSに出回っている動画には、自宅兼リゾート「マール・ア・ラーゴ」の宴会場で、トランプ氏とともに拍手を浴びながら入室し、食事をする様子が撮影されている。

トランプ氏は昨年も、朝にゴルフを終え、マール・ア・ラーゴで会員に混じってブランチを取り、イースターを祝った。

デイリーメールは、この日は、ゴルフ場で子供達を集めてエッグハントを行い、イースターバニーの着ぐるみも参加する予定だと伝えている。

ポルノ女優に支払われた不倫関係の口止め料にからんで起訴されたトランプ氏は、4日にニューヨークの検察に出頭。法廷で無罪を主張した後、フロリダに戻り、支持者を集めて演説を行った。

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参加者の中にメラニア夫人の姿はなく、トランプ氏は演説中、家族の一人一人に感謝を述べるくだりで、夫人の名前を挙げるのを避けた。なお、トランプ氏の義理の父にあたる、夫人の父ビクトル・クナウス氏は、トランプ氏の息子2人とともに、最前列でスピーチを応援していた。

メラニア夫人はこの日の朝、インスタグラムを4週間ぶりに更新し、ピンク色のバラの画像とともに、「Happy Easter!」とコメントを添えた。

一方のトランプ氏は、トゥルース・ソーシャルで、お祝いの言葉を投稿したものの、「国を破壊することしか夢見ることができない人々〜(中略)〜弱々しい共和党員、過激な左翼民主党員、社会主義者、マルクス主義者、そして共産主義者たちを含むみんなに幸せなイースターを」と攻撃的な言葉をならべ、「覚えておけ。われわれは復活する」と加えた。