ヘンリー王子とメーガンさん結婚 伝統を破るロイヤルウエディング

19日、ヘンリー王子(Prince Harry)とメーガン・マークル(Meghan Markle)さんのロイヤル・ウェディングが、イギリスのウィンザー城のセントジョージチャペル(St. George’s Chapel)で執り行われた。

メーガンさんは、女優でハリー王子よりも3歳年上で離婚歴があり、アフリカ系アメリカ人というロイヤルファミリーとしては、異色の経歴を持つ。国民に親しみやすい君主制のあり方を理想とするハリー王子は、メーガンさんを結婚相手に選び、世間を驚かせた。

Advertisement

ニューヨークタイムズは、ウェディングには、アフリカ系アメリカ人の司教が登場し、ゴスペルのコーラスが響き渡るなど、メーガンさんのルーツであるブラックカルチャーを色濃く反映させたシーンが随所に見られ、新たな時代の王室の幕開けを予感させるロイヤル・ウエディングと称した。

バージンロードを1人で

メーガンさんは、長年フェミニストを主張しており、伝統とは異なるバージンロードの入場で注目を浴びた。通常父親や他の男性と共にバージンロードを歩むが、半分を1人で歩き、後ほどチャールズ皇太子がエスコートに加わった。
結婚式の数日前に、パパラッチと共謀で写真撮影を行った疑惑が浮上した父親のトーマス・トーマス・マークル(Thomas Markle)さんは、心臓発作を理由に式を欠席している。

ドレスはジバンシィ

注目のウエディングドレスは、フランスのラグジュアリーブランド、ジバンシィ(Givenchy)のもので、同ブランド初の女性アーティスティックディレクターに就任したクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)がデザインした。
マークルさんを出迎えたハリー王子は、「本当に素晴らしい。僕は本当にラッキーだ。」とメーガンさんに笑顔で語った。

米国のセレブも参加

ハリウッド出身のメーガンさんとの結婚式とあり、アメリカから出席したセレブリティも数多く見られた。オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)さん、テニス界の女王セレナ・ウィリアムズ(Serena Williams)選手、人権弁護士のアマル・クルーニーとジョージ・クルーニー(George and Amal Clooney)夫妻、女優のプリヤンカー・チョープラー(Priyanka Chopra)さんが参列。イギリスからは、ヴィクトリア&デヴィッド・ベッカム(Victoria & David Beckham)夫妻や、エルトン・ジョン(Elton John)さん、ジェームス・コーデン(James Corden)さんらが参加している。

ブラックカルチャーを反映

米国の聖公会の総裁主教として、初めてアフリカ系アメリカ人として就任したシカゴ出身のマイケル・カリー(Michael Curry)主教は、パワフルな説教を行った。市民権運動のリーダー、キング牧師の言葉を引用し、「我々は愛の力、愛が持つ救済の力を見出さなければならない。」「そうすれば、古い世界を新たな世界に変えることができる。愛だけが唯一の方法だ。」と力強く語り、米南部で行われていた奴隷制度にも言及した。彼らは囚われの身でありながらも、信仰的な歌を歌い、愛の力を証明した者もいるとし、「愛は死と同様に強い」と述べた。

ゴスペルコーラスは、ベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」(Stand By Me)と、「私の小さな光」(This Little Light of Mine)を美しく歌い上げた。

19歳のチェリスト、シェク・カネー=メイソン(Sheku Kanneh-Mason)さんは、2016年に黒人として初めて「BBC Young Musician of the Year award」を受賞した若き音楽家。アヴェ・マリア(Ave Maria)や、夢のあとに(Après un rêve)、シチリアーナ(Sicilienne)を演奏した。

ロイヤルウエディングの様子(フル動画)はこちら
The Royal Wedding 2018: Prince Harry and Ms. Meghan Markle