「税金使ってない」メーガン妃、物議醸したパーティに反論

682

メーガン妃は、15日に新たに公開されたNetflixのドキュメンタリーの後半で、メディアでの報じられ方を批判した。

2019年2月、長男のアーチー君をみごもっていたメーガン妃は、米国で友人らが企画したベビーシャワーに参加するため、英国からニューヨークを訪問した。マンハッタンの「ザ・マーク・ホテル」で行われた出産前パーティには、友人のセリーナ・ウィリアムズ、アマル・クルーニー、テレビ司会者のゲイル・キングなど約15人が祝福に訪れた。

この時、パーティにかかった費用は30万ドルから50万ドルと報じられ、「派手すぎる」「浪費した」など批判的な報道が流れた。

メーガン妃は番組で、報道は「本当に誤っている」と主張。友人は「サプライズで素晴らしいベビーシャワーを開いてくれた」「私や子供に愛を注ぎ、これを乗り越えることができる。みんなで一緒に乗り切りたい」と願っていたと話し、パーティの費用は「自立した、強くて、成功した女性たちが、自分自身で使い道を考えたお金で、税金などではない」「なぜこのような素晴らしい瞬間を台無しにするのか」と不満を露わにした。

番組では、参加ゲストの記念写真や、ブーケ作り、ドットのワンピースを着たメーガン妃のお腹に手を当てる未公開写真が紹介された。

Advertisement

1泊1,000万円のホテル

PageSixの当時の報道では、メーガン妃が宿泊したのは1泊75,000ドル(現在のレートでは1,000万円)のスイートルーム。ホテル内にレストランを持つセレブシェフ、ジャン・ジョルジュ・ヴァンゲリスティン氏による料理が振る舞われた。

英国と米国間のプライベートジェットの往復費用(20万ドル)は、アマルの夫で俳優のジョージ・クルーニーが手配した伝えられている。

パーティを企画したのは、セレブの結婚式などを手がけるイベンターJennifer Zabinski Events。同社は「フラワー界」のバンクシーことルイス・ミラー氏のフラワーアレンジメント講座が開催されたと、当日の様子を雑誌に紹介したほか、ミラー氏もSNSに写真を投稿し、自身のPRに利用するなど、コマーシャル的な要素を含むパーティだった。

ホテル前にはパパラッチが待ち構え、正面から堂々と出入りするメーガン妃の姿や、レストランに出かける様子も捉えられた。

同サイトによると、王室側は当初、メーガン妃のニューヨーク旅行について「プライベート」だとし、「自費で賄われ、こじんまりとした集まり」と説明していたが、現地では公のイベントとなっていることに「眉をひそめた」という。王室専門家は「彼女は王室のメンバーではなく、自分をセレブだと勘違いしている」と非難する声が上がっていた。